炭素繊維複合材製 カーボンボルト

最軽量にして、最強度。樹脂ねじの新たな可能性

炭素繊維複合材製 カーボンボルト

熱硬化性樹脂を用いた炭素繊維複合材料を
使用し、さらに長繊維、且つ連続繊維でボルトを
成形することにより、世界最強の強度を誇る
樹脂ねじを開発。
軽量、優れた耐薬品性、高いX線透過率などの
特性を生かし、自動車・航空機・化学プラント・医療機器など、
さまざま業界で従来のねじでは問題や不満となっていたことを解決いたします。

CARBON

従来、炭素繊維の成形品同士の接合は、接着材での接合か、鉄・チタンなどのボルトやリベットよる接合および接着材との複合によるものです。
しかし、重量が重くなり、さらに異種材のため摩耗、電解腐食、熱膨張係数の違いにより、ねじが緩むという問題があります。
”カーボンボルト”を使用することで、軽量化や摩耗・電解腐食・熱膨張によるねじの緩み問題が解決できます。

ボルト、ナット、およびワッシャ/熱硬化性樹脂/繊維長さ:1 inch/連続繊維によるプレス成形引張強度:約220MPa/重量:M8×30 …3.1g(金属製の同サイズ…15.7g)

軽量

急速に普及が進んでいる炭素繊維複合材。 その接合部品として使用や、
炭素繊維部品の接着の際に、接着剤を加圧する治具として。

優れた耐薬品性

耐薬品性に優れ、且つ高強度を実現した”カーボンボルト”。 これまでの樹脂ねじでは強度不足により、締結不足や緩みの問題があったその解決に。

高いX線透過率

炭素繊維は一般的にアルミより、5倍高い透過率があります。
CTスキャンなどのX線を透過したい用途に。

非磁性

炭素繊維複合材料の非磁性を利用し、MRIやMRI機械室への用途に。